学んでいたからこそを感じた時

 

なんだか

急に寒さを感じるさいたまです

 

暑がりの私は

数日前まで

ノースリーブを着ていたのですけれど

今日の夜は

ニットを着ています

 

皆様もお大事に

 

***

 

 

2011年(平成23年)3月11日

 

両親が

東日本大震災に遭い

実家が津波に流されました

 

同時に

家に併設された母の職場である

美容院も流され

 

先祖代々受け継いだ

親の 終の棲家も

収入源もなくなりました

(我が家だけではなく 

両親と 同じ街に暮らしていた人

皆が そうだったのです)

 

半年後

 

混乱の中

父が亡くなった時

 

私は 勝手に思いました

 

心理学を学んでおいて良かった

 

若い頃の

軟な私では

乗り越えるのに

かなりの時間がかかっただろう

 

ある時

夫に「大丈夫?」と聞かれ

『うん』と言ったものの

 

一度だけ

「わ~~~」と声を出して

泣いたのを覚えています

 

辛さや行き詰まり感は

時に 吐き出すことも

必要なんですね

 

***

 

その後

問題や

大変なことが起こるたび

 

(あくまでも私は……ですが)

『学んでいたからこそ』

「知っているからこそ」

感じることが多くありました

 

 

・すべてのこと

・全員に

は 

あてはまりませんが

 

人は 

平穏な時より

 

困難にぶち当たり

もがき・苦しんだときに 

変化が訪れ

成長し

 

どうにかして

立ち上がろうとするもの

なのかもしれません

 

時に 

感情は別にして

考え

行動をする必要もある

 

今までの

自分の生き方や考え方

やり方を一旦脇に置き

新しいものを採用するというのは

なかなか 苦しいものです

 

それでも

 

周囲から注意を受け

助言をいただき

相談し 耳を傾け

人ぞれぞれに

立場・考え・状況があることを知る

 

他人と同じように

 

自分自身を

理解しようとし

 

思いやることで

前に進むことができるのかもしれません

 

深川不動堂にて~

 

今回の台風の中

ある程度の対策をした後

『自然には勝てないから

何かあったら

物は仕方がないと思いましょう』

母が私に言ったとき

 

一度災害に遭い

命が危険にさらされた経験のある母は

肝が据わっている

……と感じました