苦手な○○を把握する
母は
東日本大震災の被災者です
彼女は かなり長い間
実家があった場所に近づくこと
(ある一定の人以外は)
宮城の方に会うこと
その話をすることに
苦痛を感じていました
TVの映像も
その時のことを
たずねられるのもダメです
今も そういう部分はあります
お医者さんではないので
専門用語は避けますが
単純に 思い出して
辛くなるのですよね
リアルに
何度も映像がよみがえる
それでも
時間や周囲からの愛情が
少しずつ 少しずつ
彼女の心をゆるめてくれていることを
感じています
***
実は 私にも
辛さを感じる
場所・時期・雰囲気があります
でも
だからダメなのではなく
いまとみらいのために
『そういう自分がいると
認識すること』が
必要だなと感じています
時々 自分を試してみよう……と
わざと 近寄ってみます
思い出してみます
あっ
意外と大丈夫……と感じる
時や場所・雰囲気もありますし
「あっ 駄目だ まだ 辛い
ちょっと早いのかもしれないな」
と 感じることもあります
時々 思うのです
そういう自分も悪くないなと
自分が
感じたことがあるからこそ
他の方の苦痛や お気持ちを
理解できることもあるものです
韓国でのウェルカムドリンク
統一された白い器が素敵
おもてなしも とても丁寧でした