~ある日 娘に伝えようとおもったこと~

 

 

 

自分でも

”なぜか”は

わからないのですけれど

 

いまのうちに

娘に伝えておきたいな

……と思いまして

 

ある日 話をしました

 

”以前に比べて”

なんて言ったら

 

「今は今」

「昔とは違う」と 

突っぱねる人も

居るでしょうけれど

 

今は 私が 

あなたたちを生んだ時より

より良いのだ

ということを

 

*便利なものが増えている

(物の質は 必ずしも

 良くなっているとは

 言えないものもあるけれど)

 

*手ごろな価格で手に入る

 

*楽しみ・病院

 様々な活動等

 必要な場所が身近にあり

 交通網も発達している

 

*SNSがあるから

 人と離れていても

 コミュニケーションが簡単

 

*さまざまな情報を得やすい

 

*子育て社会のシステムも

 少しずつではあるけれど

 整ってきている

 

こういう事は

『あって当たり前』

『もっともっと』と思うと

不平不満や

期待ばかりが大きくなる

 

感謝の気持ちが

薄れてしまうことが

あるな~と

 

それがない時代でも

ひいおばあちゃんや

おばあちゃんは

家事をして

仕事をしてきたの

 

その積み重ねで

今の 彼女たちが

存在する

それを 

忘れないで欲しいなと

 

あくまでも

私は……ですが

時々 辛くなると

 

祖父母や両親の人生

彼らから聞いた

その周辺の人たちの

暮らしを思い出して

 

「少なくとも 

それよりは 

今の私は楽かな」

と 思うことで

 

『やりますか!』

という気持ちと

『ありがたいな~』という

感謝の気持ちが

生まれたものです

 

色々を乗り越えてきた

親族たちの血が

私にも

流れているから

 

がんばれるのかもしれない

……なんて 

大袈裟に考えたりもして

 

あっ でもね

不足を感じる気持ちが

新たな 何かを

生み出すことも

多いのですから

 

それを 

否定するつもりはなくて

感謝も もの足りなさも

どちらも

持てるといいのかな